実は横浜は世界にその名を知られたスカーフの名産地。
江戸にも近い地の利を生かし、もともと染め物業が盛んだった横浜だが、横浜港での輸出や居留地外国人からの需要もあり、開港とともにその技術が花開きました。
世界最高の技術とその仕立て上がりに惚れ込んだ海外有名ブランドが、こぞって自社製品を発注する程です。
オリジナリティに溢れた豊富な絵柄、熟練の技術を持つ職人により手作業で丁寧にされた捺染。
そのどれもが、絶え間ない日々の研究改良と努力により、世界中のスカーフ業者の追随を許しません。
生糸の集積地としての横浜。
卓越した染めの技術の横浜。
輸送港としての横浜。
その立地で、現在でも世界有数のスカーフ生産地として名を馳せています。
文/橋口